2009年7月25日土曜日

競泳水着は織物素材統一へ!「高速化」競争に歯止めかかる

国際水泳連盟(FINA)は2009年3月、過度に競技力を上げる高速水着に歯止めをかけようと水着の認可制を導入。

5月に202タイプを認可し、6月には再提出を含む188タイプを新たに認めていたが、2009年7月28日に、来年からの競泳用水着の新規定を発表した。

ラバーやポリウレタンなど透水性のない素材の使用は制限。これらで作った水着を着用した選手が新記録を連発するのは、7月26日よりローマで行われる世界選手権が最後となる。

これらの素材を使った水着や、開催中の世界選手権で世界新記録更新者ら、多くの選手が着用している「ラバー系水着」は、新規定施行後には使えなくなる見込み。

国際水泳連盟(FINA)が2010年の国際大会で高速水着の着用を制限すると決めたことで、スポーツ各社は製品開発やマーケティング戦略の大幅な見直しを迫られることになる。

競技用水着の開発は、2000年のシドニー五輪以前の状態に戻るとみられ、大半の加盟国が賛成した。ただ、開発体制の変更が不可避なほか、選手の記録更新で企業イメージの向上を狙うことが難しくなる。

昨年の英スピード社「レーザー・レーサー」(LR)の出現を機に、北京五輪後、LR以上の記録を出す新型水着が開発されており、進化した高速水着が世界中で問題となっていただけに今回の結論は一つの終止符を打ったことになる。

適用は来年2010年からであるが、「永遠に破られない記録が出るかもしれない」という意見も少なくない。