2008年5月12日月曜日

北京五輪用競泳水着の救世主素材が話題

北京五輪用で話題沸騰中の競泳水着。この競泳水着に新素材の利用が浮上してきました。

その素材とは、山本化学工業製素材「バイオラバースイム」です。業界では「SCSファブリック」と言われるそうです。この生地、トライアスロン用のウェットスーツではトップクラスのシェアを誇っているそうです。

しかし、浮力の関係で、競泳水着用としては採用されていませんでした。しかし、究極までゴムを薄くする事に成功し、浮力をゼロにする事で競泳でも使えるように改良が加えられました。そしてこれを使った海外メーカーの水着が国際水泳連盟の認可を取ったため、日本水泳連盟と提携している3社は水連からの水着改良要請もあり、山本化学に素材提供を要請。
今現在、ニュースで大きく話題になっています。

この生地を他社品など水の中の流水抵抗を比較すると…
(1)人肌 2.0
(2)競泳水着 1.3~1.6
(3)SCSファブリック 0.021
(4)氷 0.0

となるそうです。かなりの凄さがあるのが分かります☆
実際にテストを行った結果、自己ベストが出るというデータも取れたようです。
実はこのSCS自体は1995年に開発されていたそうです(゚◇゚ノ)ノ


現在日本水泳連盟から北京オリンピック用競泳水着の改善を要求されている3社(アリーナ・ミズノ・アシックス)は、共に最先端技術で前回の世界選手権から何億もの経費を使って今の生地を開発してきているため、直前になって改善を求められることは、複雑なもの。

3社は、5月末までという短すぎる期限で改良しないといけないため、水連がスピード社製の使用を一転して認める可能性もあることを示唆していますが、アリーナ・ミズノ・アシックスは、どれも日本で馴染みがあり愛着ある競泳水着有名メーカーですので、厳しい状況でも、良い競泳水着が登場してくれることを望みたいものです。