2008年4月14日月曜日

スピード社の「レーザレーサー」違反なしで北京へ!しかし新たな問題点が!

SPEEDO「Fastskin LZR Racer」について以前、浮力などの問題で調査が必要とされていた件で、国際水泳連盟(FINA)は12日英マンチェスターで競泳用の水着を開発、製造しているスポーツメーカー各社と会議を開き、着用した選手による世界新記録の樹立が続出している英スピード社の最新水着について、改めて規定に違反していないとの見解を示しました。
『浮力の優位性をもたらす客観的で科学的な証拠はない』という見解を示したことで、北京五輪で使用可能となり、これだと北京オリンピックは、世界新の嵐が予想されます。

スピードは、契約している選手のレベル層が非常に高いということもあり、11日におこなわれた世界短水路選手権では、5つの世界新が出ました。世界新が出た要因は、競泳水着もそうですが、選手自体の質にも向上していることが大きいのでしょう。

この競泳水着は、一人で着用できないくらい窮屈なため、着用後は、従来のファーストスキンFS2に比べるとかなりスリムになり、ヒップなどの凸凹が少なくなっているのが見た目でわかる特徴です。このことにより、流水しやすくなります。着用の際は、窮屈さなため専用の手袋をして手伝ってもらわなければ傷がつきやすいのかもしれません。

今年に入り、長水路での世界新は現在のところ18個。内、スピードが17個と圧倒。
しかし、他社のミズノやアシックス、アリーナの新水着も負けてはいないと自信作の競泳水着をアピールしています。

これで、北京五輪に向けた競泳水着が出揃ったことになります。
発表された順でまとめると・・・

1.アリーナ(デサント)08年1月16日
⇒体幹水着[シンレボリューション]
2.スピード(ゴールドウイン)08年2月22日
⇒無縫製水着[レーザー・レーサー]
3.アシックス08年4月3日
⇒骨盤水着[トップインパクトライン]
4.ミズノ08年4月9日
⇒カジキ水着[ウォータージーン]



他に、気になる発言が出てきました。それは・・・
FINA(国際水泳連盟)は、FINA主催の大会におけるルールで『水着メーカーは承認された新しい競泳水着がすべての競技者が利用可能であることを保証しなければならない』と示していて、これを適用します」と発表しているようです。

スピード社の最新水着を着た選手は今季、数多くの世界新をマークしたことで、実際に、他社と契約している選手も、契約違反を承知の上で着用するケースが出ているという

このことによりメーカーに偏りが生じる可能性もあるため、新たな議論が起こるかもしれません。