2008年3月26日水曜日

世界新はスピード競泳水着「レーザー・レーサー」のおかげ?

欧州選手権(オランダ)など世界では大会が行われています。
そんな中、08年2月中旬から3月24日までに生まれた競泳の世界新が13個もありました。

このうち、12個は新開発されたスピードの競泳水着「レーザー・レーサー」の丈の長いタイプでした。
この競泳水着はすでに国際水連が公認しているため、誰が着用してもOKとなっています。
しかし、FINA(国際水泳連盟)は「水着と浮力の関係」の調査に乗り出す意向を示していて、4月に行われる世界短水路選手権(英国)で議論されるそうです。

この議論というのは、トライアスロンのスーツのように「水着が、浮きやすいかどうかという問題」が懸念されているわけですね。

この水着はこれまで目立った活躍がなかったフランスのアラン・ベルナール選手がオランダでの欧州選手権で男子50メートル自由形と100メートル自由形で世界新を出し、一気に注目を浴びたことで議論に至ったようです。

確かにこの1ヶ月足らずで世界新が13個というのは前代未聞!異常かもしれません。
怪しく思われてしまって当然ですが、これは日本競泳陣にとって非常に重要なこととなります。

それは、2012年までは日本水泳連盟が「ミズノ」・「デサント(アリーナ)」・「アシックス」との合意をしてしまっているため、スピードが着用できないということだからです。

世界新が出るなら皆、スピード水着を試したくなるのは当然でしょう。しかし、使用できないとなると、これは深刻な問題となってきます。

今回の世界新は、実力によるものかもしれません。皮肉に聞こえるかもしれませんが、ドーピングなどをしているわけではないでしょう。プールの環境?も否定しませんが、もし競泳水着による影響だとすると、平等性に欠けてしまいます。
今後の動向に注目しなければいけません。